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IPMギアモータG3タイプ平行軸H2タイプ直交軸F/FAタイプ中空軸・中実軸F3タイプ同心中空軸・同心中実軸モータ部・ブレーキ部仕様制御部仕様技術資料オプションご使用上の注意据え付け場所保護等級周囲温度周囲湿度高度雰囲気標準仕様防水仕様IP44-10℃〜40℃85%RH以下(結露なきこと)1,000m以下腐食性ガス・爆発性ガス・蒸気・薬品等がかからない、換気の良い場所であること。雨が直接かかることがないこと。日光が直接あたることがないこと。ブレーキに水・粉塵・油脂類・オイルミストが付着しないこと。IP65-10℃〜40℃100%RH以下(結露なきこと)1,000m以下腐食性ガス・爆発性ガス・蒸気などのない場所であること。強い雨風が直接かかることがないこと。日光が直接あたることがないこと。水中や高水圧の掛かる場所や、薬品による洗浄には適していません。据え付け面振動のない機械加工された平面に4本のボルトで締め付けてください。なお、中空軸タイプの軸上取り付けの場合はP.1197〜P.1201をご参照ください。据え付け方向全機種グリース潤滑方法を採用しておりますので取り付け方向に制限はありません。相手機械との連結1.減速機軸に取り付けられるカップリング、スプロケット、プーリ、ギアなどの穴のはめ合いはH7を推奨します。2.直結の場合、減速機軸と相手軸との軸芯が一致するよう正確に芯出しをしてください。3.チェーン、ベルト、ギア掛けの場合は減速機軸と相手軸が正しく平行になるようにし、両方の車の中心を結ぶ線が軸と直角になるように据え付けてください。4.出力軸にカップリングや相手機械を取り付ける際に、ハンマなどで強い衝撃を与えないでください。ベアリングに傷がつき異音や振動もしくは破損の原因となります。運転上の注意事項1.本カタログの内容は、当社指定のインバータとの組み合わせでの使用を前提としたものになっています。指定以外のインバータを検討される場合は、十分な性能や動作が出せない可能性がありますのでご注意ください。詳細はお問い合わせください。2.IPMモータは商用電源で駆動することはできません。モータの入力端子(U、V、W)に商用電源を印加しますとモータが焼損します。必ずIPMモータの運転が可能なインバータの出力端子860(U、V、W)と接続をしてください。3.爆発性雰囲気中では使用しないでください。爆発、引火、火災、感電、けが、装置破損の原因となります。4.ブレーキに水・油脂類が付着しないようにしてください。ブレーキトルクの低下による落下、暴走事故のおそれがあります。5.入力電源およびモータ、インバータへの配線は正しく確実に行ってください。機器破損のおそれがあります。6.設置、配管・配線、運転・操作、保守・点検の作業は、専門知識と技能を持った人が実施してください。爆発、引火、火災、感電、けが、装置破損のおそれがあります。7.人員輸送装置などの人体の危険に直接関係する用途にご使用になられる場合には、装置側に安全のための保護装置を設けてください。人身事故や、装置破損のおそれがあります。8.昇降装置に使用される場合には、装置側に落下防止のための安全装置を設けてください。昇降体落下による人身事故や、装置破壊のおそれがあります。9.通電中や電源遮断後のしばらくの間は、インバータやモータが高熱になる場合がありますので、触れないでください。やけどなどのおそれがあります。10.異常が発生した場合は、直ちに運転を停止してください。けが、火災のおそれがあります。11.周囲には可燃物を絶対に置かないでください。火災のおそれがあります。12.ギアモータ回転部分には触れないようにしてください。けがのおそれがあります。13.負荷トルク・負荷慣性モーメント・O.H.Lは必ず許容値以内で運転してください。14.電源を切った状態でも、モータが回転している間はモータ接続端子には高電圧が発生しますので感電にご注意ください。保守・点検・配線を行う時は、必ずモータが停止している状態で実施してください。潤滑G3・H2およびF・FA・F3タイプの全機種にグリース潤滑を採用しており、工場出荷時には高級グリースを規定量封入してあります。使用グリースはNLGI-0号または0号相当の極圧添加剤入りグリースです。