ニッセイ ギアモータ・減速機 総合カタログ

GTRギアモータ・減速機 総合カタログ(デジタルカタログ版)です。


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インダクションギアモータオプション技術資料F2/F3タイプ同心中空軸・同心中実軸F/FAタイプ中空軸・中実軸H/H2タイプ直交軸G/G3タイプ平行軸コンベア軸必要回転速度=≒21.2r/minコンベア軸と減速機出力軸のスプロケット径が同じであるから10×1000150×π018i=51721.21600≒i=(注:モータの回転速度は負荷の大きさにより同期回転速度から定格回転速度の間で変動します。)TL=9.8×(40+3×2+5)×0.2×1502×1000=7.5N・mサービスファクタ(Sf)により実負荷トルク(TL)を補正する。TLE=7.5×1.25≒9.4N・m実負荷慣性モーメント(JL)の算出JL={40×()2}+{×3×()2×2}+{5×()2}0.150.150.151222018JLのモータ軸換算(Jℓ)Jℓ=JL×(i)2Jℓ=0.27×()2≒0.000042kg・m22=0.27kg・m2LRTHLM-18-80-T60K1=1K2=1運転条件より補正係数3等価慣性モーメントJJℓE)の算出JℓE=Jℓ×(補正係数)P.523[表-3]JℓE=0.000042×3=0.000126kg・m2JℓE≦許容慣性モーメントJJA)となる機種を選ぶとO.H.L.==376N9.4×1×1502×1000※ベルトの張力など、他にもO.H.L.に影響する要素がある場合は、お客様にて数値の追加を行ってください。チェーン(1)、スプロケット(1)、その他の条件は計算に含まないものとする。選定例当社ホームページ計算選定ツールをご利用ください。(https://sentei.nissei-gtr.co.jp/calculation)使用条件・シリーズを入力すると、WEB上で容量計算が可能です。選定の手順①減速比の決定減速比(i)の決定i=出力軸必要回転速度1600仮定)②トルクの検討実負荷トルク(TL)の算出サービスファクタ(Sf)P.522[表-1]による等価出力トルク(TLE)の算出TLE=TL×Sf③慣性の検討実負荷慣性の算出モータ軸換算負荷慣性の算出運転条件による補正にて等価慣性の算出P.523[表-1]より等価慣性≦許容慣性なる機種を選ぶ④O.H.L.の検討P.525[表-1]より連結方法K1の決定P.525[表-2]より荷重位置K2の決定O.H.L.=TLE×K1×K2R※R:減速機軸に取り付けられるスプロケットなどのピッチ円半径選定例ギアモータ(モータ付)用途…………………コンベア(軽い衝撃負荷)コンベア速度………10m/min運搬物質量…………40kg連結方式……………チェーン(軸の中央に位置する)稼働時間……………12時間/日起動停止回数………720回/日電源周波数…………60Hz地域摩擦係数……………0.2と仮定する。スプロケット(2)PCDφ1503kg/個スプロケット(1)φ50V=10m/minM=40kgチェーン(1)φ50チェーン(2)5kg517376NLRTO.H.L.を満たす(O.H.L.≦許容O.H.L.となる)機種を選ぶとHLM-18-80-T60HLM-18-80-T60に決定LRTLRTJℓE≦許容慣性モーメントJJA)となる機種を選ぶと慣性を満たす機種を選ぶとHLM-18-80-T600.000126kg・m2LRTトルクを満たす(TLE≦TAとなる)機種を選ぶとHLM-15-80-T401/809.4N・m項目減速比トルクの検証性能表よりTLE≦出力軸許容トルク(TA)を選ぶ慣性の検証P.523表-1]より等価慣性≦許容慣性なる機種を選ぶO.H.L.の検証性能表よりO.H.L.≦許容O.H.L.を選ぶトルク・慣性・O.H.L.よりすべての条件を満足する機種を選定する。計算結果総合判断⑤タイプの決定直交軸か平行軸の決定取り付けスペースより、MINIシリーズHタイプ(直交軸)に決定する。①~⑤の選定手順をもとに算出した値を満たす機種を項目別に選定します。


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