ニッセイ ギアモータ・減速機 総合カタログ

GTRギアモータ・減速機 総合カタログ(デジタルカタログ版)です。


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インダクションギアモータG/G3タイプ平行軸H/H2タイプ直交軸F/FAタイプ中空軸・中実軸F2/F3タイプ同心中空軸・同心中実軸技術資料オプションMIDシリーズ選定例脚取り付けの場合用途…………………コンベア(軽い衝撃負荷)コンベア速度………10m/min運搬物質量…………620kg連結方式……………チェーン(軸の中央に位置する)稼働時間……………12時間/日起動停止回数………720回/日電源周波数…………60Hz地域摩擦係数……………0.2と仮定する。当社ホームページ計算選定ツールをご利用ください。(https://sentei.nissei-gtr.co.jp/calculation)使用条件・シリーズを入力すると、WEB上で容量計算が可能です。選定の手順①減速比の決定減速比(i)の決定i=出力軸必要回転速度電源周波数×30スプロケット(2)PCDφ3005kg/個スプロケット(1)φ120V=10m/minM=620kgチェーン(1)φ120チェーン(2)10kgチェーン(1)、スプロケット(1)、その他の条件は計算に含まないものとする。選定例≒10.6r/minコンベア軸必要回転速度=コンベア軸と減速機出力軸のスプロケット径が同じであるから10×1000300×πi=10.660×30≒1160②トルクの検討実負荷トルク(TL)の算出TL=9.8×(620+2×5+10)×0.2×3002×1000=188N・mサービスファクタ(Sf)P.522[表-1]による等価出力トルク(TLE)の算出TLE=TL×Sfサービスファクタ(Sf)により実負荷トルク(TL)を補正する。TLE=188×1.25=235N・mJL={620×()2}+{×5×()2×2}+{10×()2}0.32=14.29kg・m20.32120.32実負荷慣性モーメント(JL)の算出JLのモータ軸換算(Jℓ)Jℓ=JL×(i)2Jℓ=14.29×()21160≒0.000558kg・m2運転条件より補正係数3等価慣性モーメントJJℓE)の算出JℓE=Jℓ×(補正係数)P.523[表-3]JℓE=0.000558×3=0.001674kg・m2K1=1K2=1O.H.L.=235×1×11202×1000=3917N※ベルトの張力など、他にもO.H.L.に影響する要素がある場合は、お客様にて数値の追加を行ってください。③慣性の検討実負荷慣性の算出モータ軸換算負荷慣性の算出運転条件による補正にて等価慣性の算出④O.H.L.の検討連結方法よりK1の決定P.525[表-1]荷重位置よりK2の決定P.525[表-2]O.H.L.=TLE×K1×K2R※R:減速機軸に取り付けられるスプロケットなどのピッチ円半径⑤タイプの決定平行軸、直交軸、中空軸の決定取り付けスペースより、平行軸(G3シリーズ)に決定する。①~⑤の選定手順をもとに算出した値を満たす機種を項目別に選定します。項目減速比トルクの検証性能表よりTLE≦出力軸許容トルク(TA)を選ぶ慣性の検証P.523[表-2]より等価慣性≦許容慣性なる機種を選ぶO.H.L.の検証性能表よりO.H.L.≦許容O.H.L.を選ぶトルク・慣性・O.H.L.よりすべての条件を満足する機種を選定する。1160235N・mトルクを満たす(TLE≦TAとなる)機種を選ぶとG3L32N160-MM04TNNTNJℓE≦許容慣性モーメントJJA)となる機種を選ぶと0.001674kg・m2慣性を満たす機種を選ぶとG3L40N160-MR08TNNTN3917NO.H.L.を満たす(O.H.L.≦許容O.H.L.なる)機種を選ぶとG3L32N160-MM04TNNTNG3L40N160-MR08TNNTNに決定計算結果総合判断520


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